鮮度の見分け方と保存方法 【野菜編】&【果実編】 |
|
品 目
|
賞味期限
|
鮮度の見分け方
|
栄 養
|
保 存 方 法
|
だいこん |
3〜4日 |
葉の色ツヤがみずみずしく、根部に張りがあるもの |
消化アミラーゼ |
湿度90〜95% フィルム包装 |
かぶ |
3〜4日 |
ひび割れがなく、白いもの |
ビタミンC、葉はビタミンA |
8℃前後で新聞紙に包む |
にんじん |
1週間 |
濃い鮮紅色で形がよく、肌がなめらか |
カロテンが多く、ナトリウム、カルシウム |
冷蔵庫、0〜2℃位 |
ごぼう |
1週間 |
傷、ひび割れがなく、しおれていないもの |
カルシウム、リン、ビタミンB1、B2、C、E |
日の当らず、乾燥させない、適温15℃ |
れんこん |
1週間〜10日 |
太くてまっすぐなもの、切り口の穴が小さいもの |
ビタミンC、炭水化物、でんぷん、リン |
適温4〜10℃、適湿度80〜90% |
白菜 |
5日 |
外葉の色が濃く、巻きがしっかりしたもの |
ビタミンC、カルシウム、鉄分、カロテン |
適温0℃、
湿度90%〜95% (冷蔵庫内) |
キャベツ |
1週間 |
外葉が濃く、芯の切口が新しく、巻きが硬く重量がある |
ビタミンC、ビタミンU、リジン、グルタミン酸 |
適温0℃、湿度90%〜95%
(冷蔵庫内) |
ほうれん草 |
1〜2日 |
葉の色ツヤがよく、ピンとしてみずみすしいもの |
生の場合、カロテンが100g中4,200μg、ビタミンA |
水などで蘇生できるが、当日使用 |
ねぎ |
1週間 |
軟白部にツヤがあり、良く締まって弾力のあるもの |
ビタミンC、カルシウム、葉はビタミンA |
5℃前後で、新聞紙で包む |
春菊 |
1〜2日 |
葉がみずみずしく、張りがあり、緑色が濃く葉先までピンとしてるもの |
カロテンが100g中4,500μg、
カリウム、鉄分 |
フィルム包装で、できるだけ低温の所 |
にら |
7〜10日 |
葉が淡い緑色でみずみずしく、葉先までまっすぐ伸びているもの |
ビタミンA、E、ビタミンB2、C、カルシウム |
適温0℃、湿度90%〜95%
(冷蔵庫内) |
アスパラ |
2〜3週間 |
太くてまっすぐに伸び、緑色が濃く、ツヤのあるもの |
アスパラギン(アミノ酸の一種)ビタミンE、B2、リン |
温度0〜2℃、湿度95% |
ブロッコリー |
14〜20日 |
緑色の濃さと花蕾のしまり具合がポイント |
ビタミンC、A、B1、B2、カリウム |
常温で3〜4日、5℃で14〜20日 |
レタス |
2週間 |
淡緑色で葉にツヤがあり、全体にソフト感があり締まりのよいもの |
ビタミンE、カルシウム、食物繊維 |
適温0℃、湿度90%〜95%
(冷蔵庫内) |
きゅうり |
10〜15日 |
緑色が鮮やかで、表面のイボが痛いくらいとがっているもの |
ビタミンB、C |
適温10〜12℃ 適湿度90〜95% |
かぼちゃ |
1ケ月 |
完熟して、実がしっかり入っている。重量がある |
ビタミンA、B1、B2、C |
適温10〜15℃ 風通しのよい乾燥する所 |
なす |
7〜10日 |
表面が濃い紫色でツヤがあり、ヘタの切口が新鮮でトゲがとがっている |
脂肪を吸収しやすく、油との相性がよい |
常温で1〜2日、20℃で3〜4日 |
トマト |
3〜4日 |
全体に硬くしまり、丸みがあり、ヘタが緑色でいきいきしたもの |
ビタミンA、B1、C、食物繊維 |
完熟で0℃、未熟で13〜20℃ |
ミニトマト |
1週間 |
果皮の張りがよく、濃赤色で、ヘタがピンとしているもの |
ビタミンA、B1、C |
適温5℃ |
ピーマン |
7〜10日 |
濃緑でツヤがあり、全体に張りがあり、肉厚のもの |
ビタミンA、C |
適温10℃、適湿度90〜95% |
オクラ |
20日 |
葵がみずみずしく緑色が濃く、表皮に生毛が密生し、ヘタが若々しいもの |
糖質、カルシウム、鉄分、ビタミンA、C |
適温10〜12℃、適湿度90% |
インゲン |
3〜4日 |
緑が濃く、細めでみずみすしいもの、ポキンと折れて筋が残らない |
ビタミンA1、B2、たんぱく質、食物繊維、アミノ酸 |
フィルム包装で、常温2〜3日 |
さつまいも |
1ケ月 |
皮にツヤがあり、色が均一でなめらかで凹凸、傷や黒い斑点がないもの |
ビタミンB1、C、食物繊維、カロテン |
適温13〜16℃、適湿度90〜95% |
じゃがいも |
1ケ月 |
皮が薄く色が均一でシワのないもの、丸くふっくらしてあまり大きくない |
ビタミンC、B1 |
適温3〜5℃、適湿度85〜90% |
さといも |
1ケ月 |
泥付は皮が茶褐色で、少し湿り気のあるもの |
カリウムが特に多く、鉄分、ビタミンB2 |
適温8〜10℃、適湿度85〜90% |
ながいも |
1ケ月 |
皮が薄く表面がきれいで張りがあり、傷や斑点のないもの |
主成分は炭水化物、粘液質はムチンというたんぱく質の消化吸収 |
適温10℃以下、適湿度80〜90% |
たまねぎ |
3ケ月 |
球全体が硬く重みがあり、皮が乾いてツヤがあるもの |
揮発性の、硫化アリル、ビタミンB1の吸収を高め新陳代謝を促す |
常温0℃、湿度65〜70% |
にんにく |
3ケ月 |
粒が大きく丸く、硬くしまり乾燥が完全であるもの |
ビタミンB1、B2、C、カリウム |
適温0〜6℃、湿度65〜70℃ |
しょうが |
1週間 |
新物は皮にシワがなくみずみずしいもの、古はふっくら、滑らかなもの |
辛味や香りがよく、食欲をそそる効果がある |
適温13〜15℃、適湿度90% |
かいわれ |
3〜4日 |
子葉が鮮やかな緑色で、軸がみずみずしいもの |
ビタミンC、アミラーゼ、カルシウム、カロテン |
常に低温管理 |
生しいたけ |
15日 |
傘の肉付きがよく厚ばった感じで、あまり開いてないもの |
ビタミンD、B2 |
フィルム包装5℃で15日 |
えのき |
2〜3日 |
脱気が十分で傘が広く硬いもの |
ビタミンB1、B2、エリゴステリン、たんぱく質、糖質 |
15℃前後 |
なめこ |
7日 |
袋の膨張がなく、水分の濁りが少なく、傘や茎が軟化してないもの |
ビタミンB2、Dの母体となるエリゴステリンを含む |
0℃で2週間、10℃で7日間 |
まいたけ |
3〜4日 |
茶褐色の部分が濃く、触るとパリッと折れるくらいのもの |
ビタミンD効果を持つエルゴステリン、ビタミンB2 |
冷蔵庫保存 |
果 実
|
旬の時期
|
鮮度の見分け方
|
主な品種
|
保 存 方 法
|
いちご |
12月〜5月 |
新鮮で全体に色つきが良い |
ビタミンC |
常温で1〜2日、冷で3〜4日 |
みかん |
9月下〜3月 |
形は偏平で色が濃く浮皮が無い |
ビタミンC疲労回復 |
日持ち良い涼しい所で10日以上 |
ハウスみかん |
5月〜9月 |
〃 小玉 |
〃 |
涼しい所で4日〜5日 |
デコポン |
12月〜4月 |
橙色の濃い、重量感がある |
〃 |
日持ちは良い |
伊予柑 |
12月〜3月上 |
紅が濃く重量感のある物 |
ビタミンC |
高温期に味ボケあり |
甘夏柑 |
3月〜5月 |
〃 |
〃 |
涼しくて風通しの良い場所、 |
りんご |
9月〜6月 |
尻の部分までよく色づいた、果皮に張りがある |
ペクチン、食物繊維、 消化血行、整腸 |
貯蔵性は良い、油が回れば食べ頃、注)つがるは10日前後 |
梨 |
7月〜9月 |
横に張り、丸くて形が良い、手に持って重い |
利尿作用、二日酔い、 解熱作用、腸 |
冷蔵庫で1週間位、 |
9月〜11月 |
涼しい所で1週間位、冷 1ヶ月 |
柿 |
10月〜12月中 |
へたの近くまで赤みがかっている |
高血圧の予防に |
〃 で10日〜 |
もも |
6月〜8月 |
全体に色づき形がよい、少し軟らか |
ミネラル、生活習慣病 |
〃 で3日〜、冷蔵庫で10日〜 |
すもも |
6月〜8月上 |
〃 |
クエン酸、貧血 |
〃 |
びわ |
5月〜6月 |
産毛があって、つやがよい |
カロチン、咳、痰 |
傷みやすい |
桜桃 |
5月下〜6月 |
果皮に光沢、鮮度 |
ブドウ糖 |
常温で2日、冷蔵庫で3日、傷みやすい |
ぶどう |
6月〜10月 |
果粒に白粉が付いている、果皮の色が濃い、大房より中房 |
ブドウ糖カルシウム、体力回復栄養補給 |
涼しい所で4〜5日、 |
5月〜9月 |
栗 |
9月〜10月 |
光沢があってしなびや害虫が無い |
タンパク質 |
涼しい所で4日〜6日、しなびやすい |
アールスメロン |
5月〜12月 |
糖度15度以上、お尻が少しやわらかくなった頃 |
ビタミンA、カリウム |
適温5℃ 10日〜15日 |
赤肉メロン |
〃 |
|
|
〃 |
メロン |
5月〜6月 |
|
|
常温で4日〜5日 |
西瓜 |
4月〜8月 |
形が良く、指ではじいてコンコンと音がする |
カリウム、利尿作用 |
適温は8℃〜10℃、 |
干し柿 |
12月〜1月 |
あめ色,乾きが良い |
|
乾燥が効いていれば1ヶ月以上 |
キウイフルーツ |
12月〜5月 |
少し軟らかい、堅いのは酸が強い |
ビタミンC、胃のもたれ |
冷蔵庫 |
イチジク |
8月〜10月 |
傷みが無くて新鮮 |
ブドウ糖、のどの痛み |
冷蔵庫でも日持ち悪い、傷みやすい |
|
|